【住生活グループ】11/3期は会社計画が最低線となろう

TIW藤根 靖晃さん
TIW藤根 靖晃さん
11/3期は会社計画が最低線となろう

<アジア市場への本格展開を評価する>
株価は相場全体の下落とも相俟って、今年1月の年初来安値圏に接近している。しかしTIWでは、見直し余地があると考える。11/3期は営業損益の改善基調が続いており、計画数値が最低線と見ているからである。加えて、中国などアジア市場への本格展開も積極的に評価する。
<11/3期1Qは前年同期比48%の営業増益を達成>
11/3期1Q(4-6月)は増収増益だった。営業利益はコスト削減効果が寄与して計画を上回った。11/3期の会社計画を据え置いたが、グループ全体の営業強化、資材調達・生産・物流面での構造改革に加えて、新日軽やサンウエーブ工業とのシナジー効果も寄与するだろう。TIW予想は会社計画に合わせて据え置くが、上振れの可能性も考えられる。中期的には、グループ総合力の強化に加えて、中国などアジア市場への本格展開も注目点だろう。(水田 雅展)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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