先ほど発表された8月21日までの1週間の新規失業保険申請件数は、47万3千人となり、修正された前週の50万4千件から3万1千人減少しました。事前予想49万人を下回っています。
この数字の発表と同時にドル円が大きくドル方向に振れています。ただし、すぐに頭打ちの兆しも見せています。
GLOBEXのダウ先物価格は、34ドルまで上げ幅を拡げましたが、こちらの方も多少頭打ちの気配です。
今日の米国市場はこのほかに重要な指標の発表は予定されていません。
ただ、ワイオミングのジャクソン・ホールで開かれる中央銀行シンポジウムでのバーナンキFRB議長のコメントにマーケットは注目しているようです。
現在のところ欧州市場は堅調で、フランス、イタリア、ノルウェー、スウェーデンは1%を越える上昇率です。
そのような状況ですから、米国株式市場は堅調ぎみに推移する可能性が高く、ドル円も円安方向に振れているため。明日の日経平均株価は高めの寄り付きが期待できそうです。
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