今来期業績の伸びが期待できないなかでは、依然として買いづらい
＜今来期の業績拡大は難しそう＞
同社株は7月上旬以降、一本調子の下落が続いており、指標面で割安感も出てきた。しかしTIWでは、消費低迷が長期化し、今来期業績の伸びが想定しづらい現状を踏まえれば、当面の株価上昇は期待できないと考える。依然として積極的に買いづらい局面と考える。
＜1Qは単体が健闘した＞
11/3期1Q（4-6月）は、売上高498億円(前年同期比1％減)、営業利益33億円(同7％減)となった。売上高は計画比オンライン、営業利益はやや下回った模様。主力のスーツ事業は5月15日〜6月18日までキャンペーンを実施、その効果で既存店は99.9％とほぼ前年並みまで盛り返した。しかし、キャンペーン実施に伴い粗利率が悪化したため、営業利益は計画に若干届かなかった。連結子会社の業績は概ね想定線だった。（西村 尚純）
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