映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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薄商い

23日の日経平均は9116.69(-62.69) 雲、基準線、転換線の下、年初来安値を更新。ボリンジャーはマイナスσの下、MACD RCIは底ばい。目先下げ基調だが、下げ渋っている。週足雲の下限9001をめぐる攻防が煮詰まってきている。

ダウは10174.41(-39.21)基準線、転換線の下、雲の中を下げており、ボリンジャーはマイナスσの下、MACD RCIは底に到達。雲の上限10136の攻防となっている

ドル円は85.07雲、基準線、転換線85.57を割り込み、ボリンジャーはマイナスσの下、MACDはやや上昇、RCIは頭をうっている。週足基準線、週足転換線の下だが、週足MACDは下降しているが 週足RCIは底ばいとなっている。

景気回復の鈍化懸念でダウは週足の雲の上限の攻防で、売買高が細っており、下げ渋ってきている印象。日経平均はジリジリ下げているが、煮詰まってきている。ドル円もなかなか85円を割り込まないが、ドル安円高の基調は変わっていない。日銀総裁と首相の会談が円高対策がなかったと言われているが、もともと日本の金利は極めて低く、あれこれ手段を講じても、日米の金利差に大きな影響を与えることは難しい。しかも米欧の政策当局は通貨安で景気回復をあからさまに期待している状況で、単独で為替介入してもその効果は乏しい。為替については、打つ手が乏しいので、そもそもあまり期待できないと思われる。財政も天文学的な赤字なので、大胆になたをふるわないと、財政出動もままならない。政策的には八方塞がりというところだ。ドル円85円、日経平均9000円は、中長期の大きな節目で、これを大きく割りこむと下値のめどを失いかねない。ただ月足MACDのシグナルはゆるやかながら上昇過程にあり、なんとかこの近辺でもちこたえるように期待したい。
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