【日立国際電気】上方修正後の11/3期計画は依然として保守…

TIW藤根 靖晃さん
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上方修正後の11/3期計画は依然として保守的と考える

<株価下落で指標面に割安感が出ている>
株価は相場全般の軟調に加え、半導体製造装置の受注動向に対する警戒感も加わり、年初来高値圏から3割強下落した水準である。しかし、(1)上方修正後の 11/3期計画が保守的であり再度増額される可能性がある、(2)指標面で割安感(12/3期TIW予想PERが11倍台)が出てきた、などを踏まえれば、現在の株価はやや売られすぎと判断する。
<11/3期の会社計画を上方修正>
11/3期1Q(4-6月)は営業黒字化した。半導体製造システムの需要回復が牽引して、収益改善基調を鮮明にしている。11/3期2Q累計(4-9月)と通期の会社計画を上方修正した。半導体製造システムの受注高が期初計画を上回り、営業損益が一段と改善する模様である。足元の引き合い状況は高水準の模様であり、修正後の会社計画は依然として保守的と考える。11/3期TIW予想については前回レポート(10年4月30日付)を据え置き、修正後の会社計画に対して強含みを想定する。(水田 雅展)

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