TIW藤根 靖晃さんのブログ

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【ウシオ電機】デジタルシネマプロジェクタ好調、中国でも生産…

デジタルシネマプロジェクタ好調、中国でも生産開始

<株価は、再度上昇に転じよう>
11/3期1Q(4-6月)決算と会社側の業績上方修正の発表を受け、前回のレポート(10年8月2日付)では、株価は上昇トレンド入りを期待とコメントした。その後株価は1,600円に接近する場面もあったが、全体相場の地合悪化を受け、現在株価は1,500円を割り込んだ水準にある。円高ドル安によるマイナスは避けられないが、デジタルシネマプロジェクタ(以下、DCP)が好調であること、収益回復が本格化していること等から、再度株価は上昇に転じると考えている。
<想定以上に事業環境好転で、業績上方修正>
上方修正した主な要因としては、(1)DCPが3D映画の好評を受け世界的に急速に普及していること。シネマプロジェクタ用クセノンランプの需要も拡大していること。ノンシネマ用では、上海万博でも使われている新製品のマイクロタイル(タイルのように自由に組み合わせられるモジュラー型ディスプレイ。 LED光源を使用)が好評なこと。(2)10/3期4Q(1-3月)以降、光学装置の回復が顕著なこと。(3)液晶・半導体市場での露光用UVランプの好調に加え、データプロジェクト用、OA機器用のランプの需要が回復してきたためである。2Q(7-9月)に入つても、1Qの流れが続き順調に推移している模様である。なお為替については、1USドル90円、1ユーロ110円を想定しているが、1USドル85円が続いた場合のマイナス影響は計算上、売上高で 37億円、営業利益で6億円弱、経常利益で9億円強程度である。(岸 和夫)

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