キリンＨＤはプラスに転じる・中間決算で強弱感

[agawaさん]

キリンホールディングス（２５０３）が朝安の後、プラスに転じた。６月中間期の連結純利益は、子会社メルシャンの不適切な会計処理に伴う特別損失や、オランダ子会社の清算による為替差損前年同期比５２％減となり、これを嫌気する売りがある一方、純利益の減少は特殊要因で、上期としては営業最高となった営業利益の伸びを評価する向きもある。

同社は１６日引け後、中間期（第２四半期累計期間）の決算を発表した。１０年６月中間期の連結営業利益は前年同期比４８．９％増の５９８億円。連結純利益は同５２．２％減の７１．５６億円。

通期の業績予想は売上高と純利益を下方修正した。１０年１２月通期の連結純利益は３５０億円予想（前回予想４８０億円、前期は４９１億円）。為替レートの見直しと各事業の進捗を加味し修正した。連結営業利益は修正なし。１３３０億円。

キリンＨＤの株価は９時３０分現在１６２０円（△１６円）。
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