株主優待 高換金率銘柄ベスト3

坂本彰さん
坂本彰さん
上場企業の決算が多い3,9月末になると
個人投資家の話題になるのが株主優待と配当です。

最近は株主優待のみを扱っている雑誌を店頭で
見かけたり、ブログを運営している管理人を
発見したりできます。


私も株主優待は貰っておりますので、重宝しております。


しかし、ここで他の運営者様と同じように株主優待を
紹介したところであまり反応は得られないと思いますので
少し視点を変えて、高換金率の期待できる銘柄を
紹介したいと思います。


換金率の基準は

ヤフオクでの落札平均額÷株価×100

として、株価に対する副収入の度合いを発表していきます。


個人的なベスト3として挙げますと、まず3位は
松屋フーズ 9887。

株主優待をもらえる単元株では124,800円ですが
株主優待として7000円分の食事券が貰えます。

ヤフオクでも5,500~6,000円で落札されていますので
換金率は4.6%です。


続きまして第2位がスタジオアリス 2305。

株主優待の貰える単元株主になるための株価は74,600円
ですが、これに対し優待券の写真撮影券(11,000円相当)
は4,500~5,000円で落札されていました。

平均額をとっても換金率は6.3%にもなりました。


そして第1位はコロワイド 7616。


株価460×500株ですので、優待がもらえる株主になるには
23万円必要ですが、何と株主優待は20,000円相当の優待券が
年2回貰えますので合計40,000円になります。

それがヤフオクでは30,000円くらいで落札されていますので
換金率は驚きの13.0%になりました!

つまり8年間株主になれば、優待券の換金益だけで
24万円となり、株価よりも多くなる計算になります。


ランキングの発表は以上ですが、読者様は
この結果だけを見て飛びつくのは止めてください。


気をつけて欲しいのは個別株の業績や有利子負債などを見て
今後も安定して優待が継続できるのか?会社そのものが
繁栄するのか?ということを考えるのが先決です。

調べていて気になったのですが、株主優待が好条件の
銘柄の中には有利子負債が非常に多い会社があります。

それに比べて配当利回りは非常に少ないので、その点を
十分検討することです。


今回の優待目的を目当てに購入しても、5年先に
優待が同条件なのか?会社そのものが継続しているのか?

等のシビアな視点も同時に持つようにしてください。


ちなみに株主優待券で有名なのは無料航空券です。

ANA 9205の優待券はヤフオクで11,000円程度で
落札されています。

単元株主になるには305×1000株で約30万ですが、この
優待券は年2回貰えますので換金率は7.2%になりました。

http://saig.livedoor.biz/archives/1849632.html
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