俺は、みずほを背負った。
確かに、みずほの配当は良い。
しかし、それだけだ・・・。何とか、配当だけ貰える手段はないものか?
勿論、俺のストックからみずほを完全に消してだ。
売りたい・・・。
しかし売ると、配当がもらえない・・・。
売ってしまってなお、配当がもらえる方法。
ないものか?
あった!
そして俺は今こうして、みずほを背負って歩いてる。
山道を歩いている。山頂目指して歩いているのだ。
「勘弁してケロ、みずほ。もう、これしか方法がないだでや。」
そして、ようやく山頂に着いた。目的地だ。
俺はみずほを降ろした。
ここで降ろせば、みずほは確実に死ぬであろう。
しかし、売らずに配当を得るには、この方法しかないのだ。
そう・・・。捨てるしかないのである。
泣きながら、みずほを捨てると、俺は山道を一気に駆け下りた。
山道入口に看板が立っている。
この山の名前である。
そこには・・・
株捨て山か・・・。
でもね。
株ならいいのですけどね・・・
株ではなく・・・○○だったら大変な事ですよ。
楢山節考ではない事を、祈るばかりです。