ひとりごと日記です。
今年、用事があってインドに行くことがあったので
そこで見たこと、聞いたことを書いてみたい。
1枚の日記には、とても書けないので
ときどき日記の中で引用できればよいと思う。
まず、飛行機から。
そのボロさに驚く!
どうしてこの飛行機が飛ぶのか不思議なくらい
ボロかったりする…(^_^;)
スチュアーデスさんも日本のJALや
ANA(オールニッポンエアライン)などのイメージと違い
クラッシックな黒縁メガネに白髪のスチュアーデスがいる。
(あれ~!)
帰国後に、同じ航空会社の飛行機が着陸に失敗する大事故があった。
わたしは、納得がいった…
少し前、インド駐在から帰国したメガバンクの支店長とお話をしたとき
「大変なところだったでしょう~」と言われた。
インド株に投資をされている投資家や
インド勤務やインドに行ったことのある人は、わかると思いますが
想像以上にカースト制度が厳しく
貧富の差を実感した。
また、至る所で自動小銃をもった治安部隊を見た。
サッカーのワールドカップの開催された南アフリカも
実質的には、アパルトヘイトは残っている。
悩ましい話ですが、現実でもある。
インドの貧しい人々は、都市の中心部なのに
夜、道端でたくさん寝ていた。
ゴザも枕もダンボールもなく、雨をよけるところもない。
スコールになれば、店の軒先で寝るらしい。
物乞いも一杯いて
たくさんのパターンの物乞いを見た。
私は、初めて美人の物乞いを
見てしまうことになった。
マフィアかシュードラの関係と思った。
インドのカースト制度は、憲法により禁止されているが
実際にはまだ根強く残っている。
夜の街中は、ホラー映画のゾンビのような世界だった…
日本のようにスーパーやコンビニはない。
露天商で食料品を買うことになる。
(これは、テレビなどで見るような光景よりもヒドイ)
昔ながらの天秤棒を使っているので
重さをいくらでもごまかせると思った。
小売店は、店の電気がよく消えていて
休みかと思いきや、店に入ると暗い電気をつけてくれる。
一流クラスのホテルでもよく停電していた。
停電は、何度も経験することとなった。
電力が不足しているようだ。
初日は、間違って一流ホテルのVIPルームに宿泊した。
宿泊客なのに、厳しいボディ・チェックを受けることになる…
部屋を綺麗にコーディネートしてくれた
ボーイさんから露骨にチップを請求されるが
相場がわからないので困った。(・.・;)
現地通貨ルピーよりドルの方が喜ぶことは知っていたので
とりあえず10ドル渡した。
喜んでいた様子だったので相場より高い金額を渡したかもしれない。
観光地などに行くと
物売りが一杯して
前に進めないときがあった。
no thanksと言っても英語が通じない。
そんなキレイなものではないが
日本にたとえると、芸能人がたくさんのマスコミたちに
囲まれて、前になかなか進めないようなイメージ。
「退いてください~」といっても退かない。
風景をきたなくして、
あのしつこさをバージョンアップした感じ。
都市部の交通事情も、殺人的で
クラクションの激しい音の鳴る中
ホンダのアコードのような高級車から
シーラカンスのような車
オートリキシャ
ボロボロのバス
古いバイク
牛
ラクダ
象
などが走っている?
まず、古いバイクが突進してくる。
時々、逆走してくる車もあった。(・o・)!
4人しか乗れないようなボロ車にしがみついて
13人くらい乗っている?のを何度も見た。
ボロ車は、日本でイメージする普通のボロ車でない。
バスも、日本でイメージする普通のボロバスではない。
都市中心部の交通事情は、想像以上にメチャメチャだと思った。
ゴミをすてるところがないので
ゴミは道路に山積みされている。
時々、砂漠の砂嵐と一緒になってゴミ嵐となる。
公衆トイレは、ほとんどなく
青空トイレになるので、広いと言えば広い。
砂漠の嵐は想像以上だった。
湿度は高いところも低いところもあるが
4月なのに気温は高く、わたしが行った時は
日中42℃~45℃くらいだった。
気温の高い時は、50℃になるらしい。
快適とは、程遠い感じの気候だった。
シンガポールも暑かったが
「インドは、熱かった。」
同じインドでもITで有名なベンガルールは、
標高920mにあるのでさわやかな気候です。
高速道路を走っていると(日本の高速道路とイメージが違う。)
とても美しい景色を少しだけ見ることができた。
どこかで見たことのある景色だと思ったが
よく考えると証券会社のインド株のパンフレットで見たような景色だった。
インドの人口が多すぎるのも問題があるようだ。
ヒンドゥー教は、二人っ子政策を採用していると聞いたが
中国のように厳しいものではない。
また、賄賂が社会に横行していることもわかる。
(見えるところでも渡している。)
コピー商品も多い。
・・・
インドの田舎にも行くことができたのは、とてもよい経験になった。
井戸水を汲んでいる女の子たちの姿が印象に残っている。
もし、これからインドに行く人がいれば
当然ですが、現地の水は、禁物です。
注意してほしい。
カレーは、美味しいと思います。
食べ過ぎに注意しましょう。
ホテルなどでは、お金持ちそうな人もよく見ました。
「良い」ところと「悪い」ところ両方を見る必要があると思う。
個人的なおすすめは
「インドサラサ」です。
わたしの知人で「世界で一番印象に残った国はどこ?」と聞くと
「メキシコ」と答えが返ってきた。
勇気ある人は、どうぞ…
「世界は広い」と思う。
おしまいです。