TIW藤根 靖晃さんのブログ

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【マックス】1Q決算:オフィス機器の利益率が大きく回復

1Q決算:オフィス機器の利益率が大きく回復

<会社側は上期予想のみ上方修正>
11/3期1Q(4-6月)業績は、売上120億円(前年同期比4%増)、営業利益8.0億円(同3.2倍)。11四半期ぶりに増収に転じた他、営業利益率も09/3期4Q(1-3月)をボトムに1Qは6.6%まで順調に回復。1Qの想定比上ぶれ及び6月に連結子会社となったカワムラサイクル(7311)の業績が2Q(7-9月)より反映されることから、会社側は上期の業績予想を引上げた。通期については2Q決算時に見直すとしている。現在の株価は今期 TIW予想PERが約18倍、1Q末実績PBRが約0.8倍という水準。株価の大幅下落リスクは少ないとみるが、本格上昇にはインダストリアル機器の黒字化のシナリオがより明確になることが条件との従来見方は不変。
<インダストリアルの回復力が鈍い>
TIWではオフィス機器でオートステープラの足元の好調、カワムラサイクルの業績寄与等を考慮し、通期予想を今回見直した。オフィス機器の営業利益率は 1Qで26.5%まで回復しており、通期で部門営業利益は50億円前後を期待できるとみる。一方、インダストリアル機器は四半期で約6〜7億円の営業赤字が続き、改善はやや遅れている印象で、通期でも15億円前後の赤字が残るとTIWでは予想。低水準の国内マンション着工戸数、低迷する欧米住宅市場など環境は依然厳しく、トップラインの回復力が鈍い中での採算改善には時間を要すると考えられる。 
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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