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モスクワで29年ぶりの気温35度、週末には40度超えも
7月22日、記録的な猛暑が続くモスクワで29年ぶりに気温35度を記録。写真は19日、噴水で涼む少年(2010年 ロイター) [拡大]
【モスクワ 22日 ロイター】 記録的な猛暑が続くロシアの首都モスクワで22日、1981年以来29年ぶりに気温が35度に達した。この熱波の影響により、同国内ではポルトガルの国土面積に匹敵する地域で農作物に被害が出ている。
グリーンピースなどの環境保護団体は、ロシアでのこのところの熱波が地球温暖化を実証するものと訴えているが、気象予報士らはまだ関連ははっきりしないとの見方を示す。ある気象ウェブサイトは「大干ばつが続いている」とし、モスクワの気温はあと数日間下がらない見込みだと警告している。
これまでの首都の最高気温は1936年に記録した36.6度だが、国営テレビによると、24日には40度に達する可能性があるという。
ロシア国内では6月下旬以降、例年を上回る気温が続いており、西部の一部やボルガ地域のほか、南ウラルやシベリアでも影響が出ている。農業組合は、この干ばつが過去130年間で最も深刻で、既に900万ヘクタールで作物への被害が出ているとしている。
2010/07/23 14:34
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