投資家タイプの特徴は、事業の内側で起こることに
関心があります。
従業員、顧客、事業戦略、売上、利益、コストなど
事業オーナーが気にする部分とよく似ています。
その一方で、投機家、トレーダータイプの特徴は
事業の外側で起こっていることに常に関心を
向けています。
株価、日経平均、為替、経済ニュースなどに
注目しています。
読み比べてみると、自称投資家だが、実際はトレーダー
だという個人投資家はとても多いのではないでしょうか?
その基準は入手している情報源の違いになります。
投資家タイプが入手する情報源は、会社の事業、決算
報告書を読み、会社四季報、IR情報を追いかけています。
そして売買する銘柄は、自ら調べて自ら決めます。
投機家タイプの情報源は、ニュース、新聞がメインで
売買する銘柄は誰もが知っている大企業もしくは
話題の新興銘柄になります。
もちろんどちらのタイプでも成功は可能ですが、投資家
気取りで投機家の情報源を得ていては勝てませんし、
勝つのは証券会社だけになってしまいます。
勝てる投資家になるためには、常に正しい情報と
正しいと見せかけている偽の情報を自分で精査
していくことが大事です。
例えば、自分の保有銘柄が毎年どれくらいの利益と
一株利益を出しているのか?
これがすぐ答えられるようならば、あなたは投資家
ですし、逆に全くわからないなら今すぐ確認を
してみることから始めていきましょう。
http://saig.livedoor.biz/archives/1825652.html