口蹄疫:種牛の助命断念 東国原知事

mino777minoさん
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 宮崎県の家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)問題で、東国原英夫知事は15日、国に求めていた民間種牛6頭の助命を断念し、同県高鍋町の所有農家に殺処分に応じるよう求めたことを明らかにした。国が殺処分の姿勢を崩さないことや、16日午前0時に予定していた川南町など被害が集中した県央部の移動・搬出制限区域の解除が遅れ、家畜の出荷が再開できない状態が地域経済に与える影響を考慮した。

 知事はこの日、種牛を所有する薦田長久さん(72)を訪問。山田正彦農相との13日の協議が物別れに終わった経緯などを説明し「殺処分にご理解を得たい」と伝えたという。

 県庁で会見した知事は「種牛を守りたいと交渉してきたが、農相の考え方は変わらない。制限区域の解除は宮崎全体の経済にかかわり非常に重要だ」と説明した。16日、農家から最終的な回答を得るという。

 一方、薦田さんは毎日新聞の取材に「知事は多方面で考えなくてはならない立場。助命のため一生懸命やってくれて感謝している。しかし国が聞く耳を持たないのはおかしい」と述べた。当初は殺処分が強制執行されれば訴訟も辞さないとしていたが「もう起こしたくない」と述べ「一晩考えて結論を出す」と語った。

 ◇是正指示は見合わせ 農相
 宮崎県の姿勢に対し、山田農相は15日夜、地方自治法に基づく是正指示を出して県に殺処分を求めることを見合わせると表明した。ただし、薦田さんが殺処分を拒み、知事が殺処分をする姿勢を見せない場合には是正指示を出すという。

http://mainichi.jp/select/jiken/kouteieki/news/20100716k0000m040070000c.html?link_id=RSH03

皆さんなら種牛どうしますか?
難しい判断ではあります(泣)
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