7月13日付きの中国ヤフーは「日本債務危機は世界トップ、いつ爆発しても可笑しくない」というテーマを用いて、日本の財政危機の深刻さについて、報道しました。
文中、日本の財政赤字が対GDP214.3%で、世界トップ、ギリシャの120%をはるかに超える事を指摘し、先日の中国政府が大量に日本国債を購入することも疑問視となりました。
更に、日本国内は一見安定していますが、それは銀行が安定して運営しているお陰だ。一旦、銀行が問題になると、財政状況が一気に悪化するおそれがあると指摘しました。
また、中国にとって、幸いなのは、中国政府が購入した日本国債はすべて1年債であり、鳩山さんから菅さんに換わり、政権不安定な日本に更なる追加購入がないと示しました。
私は、日本の財政がちょっと危険なのではないかと思っています。債権者の大半は国内投資家や銀行、証券だと言っても、このまま、財政赤字を一方的に膨張するわけにはいかないし、増税するのは確かに、歳入が増えるのだが、それは、国民の生活を犠牲にしなければならないと思います。
抜本的な財政改革するには、安定的な政権が必要です。
少なくとも、今のねじれ国会ではありません。