利下げ祭りが始まりましたね。小規模開催の予想は見事にハズレました。日経はいくらまで戻すのでしょうか。月曜の動きがキーになると思います。利下げの確定的な噂が出たのはもっと前なのに。市場全体のチャートとはとても思えない形になってます。
勝負に行くか、なるようになれで見守るしかありません。
混沌、殺伐とした株式市場を離れ、今日は佳品の映画を紹介します
『桜の園』
邦画。1990年
原作 吉田秋生
監督 中原俊
主演 中島ひろ子、つみきみほ、白嶋靖代
舞台は、ある女子高の演劇部。学校創立記念日に上演する「桜の園」が3年生部員の最後の舞台。その開演前の2時間の風景を描いた作品。
上演開始直前に、不良部員のちょっとしたトラブルがきっかけで、「桜の園」中止騒ぎが起きる。その事件を背景に、4人の少女(部長、主役を演ずる女子、不良部員、2年生部員)それぞれの思いが交錯する。
その4人の少女達を中心にストーリーは描かれるのだが、何よりも、取り巻きの女子たちの自然な存在感が素晴らしい。キャストは、全員本物の女子高生から募集したようだ。タレント美女ではなく、どこにでもいる感じの女の子達で構成されているところも、映画の質を上げているひとつ。
僕は思いっきり男子校育ちのため、風景に直接の懐かしさはないが、高校生のころに誰もが感じたであろう将来への不安や希望、現在の自分と葛藤する姿は、当時の自分とオーバラップする。「籠の中の鳥」であることへの抵抗は、思春期の男女の共通体験だろう。
満開の桜の背景も美しい。画面から春風の匂いが感じられるようだ。
邦画の最高傑作の一つに数えて良いと思う。
主演の中島ひろ子の演技が凄い。全てを食い尽くしている。容姿的には少し冴えないため、今ではサスペンスで時折見かける程度だが、あの映画の主演を勤めただけで、月9ドラマ100本分の価値がある、と思う。
つみきみほ、見なくなっちゃったな。白嶋靖代は、その後くの一忍法帳とか出たが、今ではやっぱりサスペンスで見かけるw
株のSNSで映画紹介などを書こうとは夢にも思いませんでしたw
金銭ゲームの世界なのに、みんかぶには感性豊かな方々が多くいらっしゃるので、紹介した次第です。
おすすめです。
【映画情報②】は、また来週に。
大メジャーな映画は、今更僕が紹介するまでもないので、敢えて外します。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
おじさんに片足を突っ込んだ僕には、遠い世界になってしまいました。もうダイレクトにHITはしなくなってしまいましたが、懐かしいです。
18歳の乙女の心を今でも持っているおかんさんならば、がっつり来るでしょうw
「同性への憧れ」というのは、女性特有の感情のようですね。(宝塚の追っかけがほとんど女性であることに代表されるように)。男には存在しません(特異な趣味の人は除く)
まったり映画だから、天気のよい昼間に見るのがいいかな。
18歳の乙女の心を今でも持っているおかんさんならば、がっつり来るでしょうw
「同性への憧れ」というのは、女性特有の感情のようですね。(宝塚の追っかけがほとんど女性であることに代表されるように)。男には存在しません(特異な趣味の人は除く)
まったり映画だから、天気のよい昼間に見るのがいいかな。
桜の園は照れちゃって見れませんでした。
でも、おすすめなんですね。
亭主がいない昼間に見ようかな。^^
昨日は、ハリーポッチャリ見ました。
感想は・・んんんん。
でも、おすすめなんですね。
亭主がいない昼間に見ようかな。^^
昨日は、ハリーポッチャリ見ました。
感想は・・んんんん。