一連の欧州危機の中で、自分は何点も怪しいと感じている部分がありました。1点目に、欧州の中心的存在であるドイツの株価がユーロ安によって上がっていたこと。2点目に、欧州危機だと騒いでいた最中にドル円と原油が比較的安定していたこと。3点目に、新興国通貨があまりにも売られなかったこと。通常、本当のリーマンショックなどのパニック的な売りが起こるには、リスク資産から安全資産、つまりは現金にパニック的に戻される。つまりは、商品価格・株価の暴落、CDSの暴騰・・・各種が同時に起こるのが普通です。日本ではかなり売り込まれていたためにプチパニックになっていましたが、本来ある暴落シナリオから離れていたため、ヨーロッパはユーロ安でにんまりしていたという構図だろうなと推測できました。メキシコ湾流出事故しかり、織り込まれていたと思った各指標の悪化でかなり追い込まれていましたが、とりあえずは一安心といったところではないかなといったところです。さて、この反発機運ですが、主な主流としてあるのは週末の手じまいと悪材料の出尽くしが一番近い所かなと見ており、本格的な上昇はまだ早いと見ています。そうでなくても買い残多いですからね。追証の話もまだ出てきてないですし・・・。出来高に対して、買い残の多い銘柄は引き続き上値も重くなってまた下落の流れになるかなと思います。面白いのはやはり、不安があるような売り残の多い銘柄や上り調子で売り残入っている銘柄なのではないかなと。となると、下がってきたところから戻ると思いますので、小型・マザーズ株が面白いと思っており、自分の今の所有の銘柄はマザーズのみとなります。マザーズの中でも出来高高い方から戻すのが定石ですので、1つ 2497 ngiを28000円台で拾っていました。ここから後場の展開ですが、イマイチ上海がすっきりしないため、9200~9250ぐらいの引け値展開を想定していますが、おそらくですが、上海は引けの1時間で上がるのではないかなと。正直、アジア特に日経と上海は嵌めこまれて売り仕掛けられている状態なことは何となく分かります。是正水準は数日間、あるべきな展開を考え今週・来週は買いスタンスで行きます。※ 為替について昨日一時、ドル円が86円台を付けました。米国債が買われたことで金利縮小による、ドル売り円買いが起きている状態です。まぁ、自分から言えば米国債が低金利になるのは日本から87円のストップロスを狙ってきましたので、一旦今度はショート側の88.88や89や90のストップロスを狙って来るということが想定されます。為替に関して言えば、昨日目標を達成し、下髭を付けている分買い目線ではありますが・・・、今日の雇用統計もありますので警戒は必要です。また下がっても切り返してくるとは思いますけどね。そしたら86.95、86.90、86のストップロスは警戒すべき水準です。Twitter始めました。注目銘柄、相場雑感などを気ままに呟いていますwTwitterブログパーツ人気ブログランキングに登録しております。是非、清きご一票を下さい。↓↓↓人気ブログランキングへ