ドル安円高がのしかかる

[映画ずきのしんちゃんさん]

２８日の日経平均は9693.94（-43.54）　直近安値9673のすぐ上でからくもとまっている。雲、転換線、基準線9815の下で、ボリンジャーはTP9779の下、MACDはシグナルを切りそうになっており、RCIは下落。遅行線が日々線のまどにかかっており、この抵抗を上に抜けられるかどうか、というところにある。この水準は、6月の週足の終値の安値でもあり、これを切れば9560，9439など底値を試す展開になる。

ダウは10138.52（-5.29）雲、転換線の下、基準線10175を割り込んだ。遅行線は日々線にそって下げており、ボリンジャーはTP10175を切ってきており、MACD　RCIは下落。

ドル円は89.37雲、転換線、基準線の下、直近安値89.01に接近。ボリンジャーはマイナス２σ89.31のすぐ上に達しており、MACD　RCIは下落。ドルの下げの勢いが極めて強く、直近安値を割り込みそうな気配だ。

ユーロドルは1.228。基準線１.２１の上で、転換線1.23の近辺で、ボリンジャーはプラスσ1.23のあたりで、MACDは上昇、RCIは下落。ユーロは軟調ながら、値を保っている格好だ。

出来高が細っており、週末の米雇用統計などの重要指標を控えて様子見姿勢が強い。しかしアメリカの景気指標がさえず、１０年もの国債の金利は急速に低下、マイナス２σ付近にまで落ちてきており、これを移してドル安円高が急速に進んでおり、日経平均には苦しい展開である。