節目を保てるか

6月23日水曜日の日経平均は9923.70(-189.19)。基準線9962を割り込み、転換線9815のすぐ上でとまった。遅行線は日々線と衝突してこえられずに下落、ボリンジャーはTP9788の上、MACD RCIは頭を丸めつつある。週足は基準線、10393、転換線10295に届かずに、雲の上限9863まで下げてきた。週足ボリンジャーはマイナスσ9830の上。中期の節目を攻略できず、下値を確かめる動きとなり、目先の節目も割り込んでてきている。当面日足転換線9815、週足の雲の上限9863あたりが下値のめどと思われる。もしこれを割り込んでくると、ダブルトップも崩れてしまう。為替が円高に動いているので、その危険もなしとしないが、週足MACD,RCIは底打ちの気配であり、なんとか保てるかもしれない。

ダウは10314.23(+20.71)基準線10247、転換線10283の上を維持。ボリンジャーはTP10192上MACD RCIは頭を丸めつつある。こちらも週足の基準線、転換線10507に届かずに、下値をさぐる展開だが、かろうじてダブルトップを守っているところ。この水準の下値が堅いことをしめしているが、上も重い。

ドル円は89.89直近安値を割り、転換線91.15 基準線90.93の下、ボリンジャーはマイナスσ90.37を下に抜け、MACD RCIはやや下降。週足も基準線90.90転換線 90.14の下で 雲の下限9.91の近辺。ボリンジャーもマイナスσ90.93を切った。短期も中期も円高基調となっており、この水準ー週足雲の下限をきると、さらに円高が加速する危険がある。

ユーロ円は110.70雲、基準線111.19転換線111.86を下抜け、ボリンジャーはマイナスσ110.24の近辺まで下げている。MACD RCIも頭を丸めており、目先の戻りは終わり、再びユーロ安基調に転換しつつある。

アメリカの一戸建て住宅販売が前月比32.7%の減少ということが発表され、アメリカの景気の腰折れの懸念ががり、ダウは一時下げたが、FOMCが低金利政策の継続を打ちだしたことで、ほぼ変わらずに戻した。なんとかダウは節目をたもっているが、リスク回避で円高に動いており、東京には下降圧力がかかりやすい。
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