6月15日は「生姜の日」です。生姜の日を提唱したのは
永谷園生姜部で、生姜を研究する同部には「しょうが」を連
呼する部歌まであります。

http://vegetable.alic.go.jp/panfu/ginjer/ginjer.htm


 生姜は調味料や体に良い食材として、日本でも古くから用
いられてきました。
石川県金沢市には生姜の古名「はじかみ」の名がつく神社が
あり、毎年水無月15日には「はじかみ大祭(通称しょうが
祭)」が行われています。

 生姜には解熱、鎮静、発汗、殺菌、中毒予防、鎮咳、鎮吐、
消化促進、抗潰瘍、強心作用、血栓予防・・等の効果があり、
辛味成分と芳香成分は全身の細胞の新陳代謝を促し、神経中
枢に作用し、臓器の機能を高めるなど、生姜の様々な効能・
効果は科学的にも認められています。




 中国では古来から「生姜(しょうきょう)は百邪を防御す
る」とされ、現代におきましても医療用漢方薬のおよそ七割
に生姜が用いられており、これなしでは漢方は成り立たない
「万病の妙薬」とも言われます。

 英語の「ジンジャー」には「活気」「元気づける」などと
いった意味があることでも分かりますように、生姜の効能は
ヨーロッパでも古くから知られており、「Put some
ginger into your work!」 と言えば
「気を入れてやれ!」という意味になります。

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