悪材料にも過敏に反応しなくなり、ベクトルが上向きに転じている雰囲気がある。
『あなたは怠け者の太郎君を越えることができるか？』はタイトルが今一なので、本日のタイトルは変更したが、内容は続編となります。
第３回のポイントは、「①売り時、②買い時」でした。
本日は『②買い時』について書くことにします。
「底で買え」って簡単に言うがそんなことできるわけないじゃないか。と聞こえてきそうなので、今回は『ウォッカさんのPicks（予想）の履歴』を教材に使います。
添付の売買履歴は、Picks（予想）の履歴に説明の情報を付加したものです。
-----------ウォッカさんのPicks（予想）の履歴からの抽出条件-----------------------------
2009年3月10日以降に買いを行ったもので、現時点で売り（予想をやめたもの）を行ったもの。
-------------------表の補足---------------------
最安値日とは、購入日前後１ヶ月程度の最安値の日
最安値日の価格は、最安値日の終値
お買い得率は、最安値÷購入単価×100-1、0に近いほど底近辺の価格
-----------------------------------------------------
エルピーダ以外は底値で買おうとして購入したものです
お買い得率の平均は、-7.9% エルピーダを除くと-6.2%になります。
平均すると底値から、6%のところで仕込んでいることがわかります。
参考までに、キャノン、昭和電工、三井物産、島津製作所は底値日に仕込んでいます。また、ブリジストンは、最安値日（終値）よりも安く仕込んでいます。
本日の重要なポイントは、
yahoo Financeの日経平均（1年）のチャートを見ると、2009年3月10日以降の押目は、2009年7月、9月～11月と2010年1月～2月の３回です。つまりここ以外で株を購入すると高いときに仕込むことになります。
「ウォッカさんの履歴」を見ると、商船三井と三井化学以外は、その３回の期間で購入しています。尚、三井化学については、期間外ですが、お買い得率 -1.6%でほぼ底値で購入しています。
★「株は安い時に買う。」ことはできないことではないのです。
注意）
該当期間外でも最安値の株はあります。
ここでは、日経平均と連動して動くようなメジャーな銘柄の購入ということが前提で
例外ももちろんあります。
