ポイント
先週金曜日の米国株式市場の下落を受けて、今日の日経平均株価は低目の寄り付きとなりそうです。ザラバは、先週と同様に、ユーロ円の動きに大きく左右されそうな様子です。ユーロ安の基調に明確な変化の兆しが見えていない状況のため、マーケットの重石になる可能性を想定しています。ただし、大幅なユーロ安への振れはないと考えて、ザラバは軟調気味な小動きを想定しています。
今日の日経平均株価は?
先週金曜日にダウ平均株価が122.36ドルと大きく下げたことから、CMEの日経平均先物価格が9,645円となっており、これを今日の寄り付きのメドとしています。(土曜日に、日経平均先物価格を9,635円とお伝えしましたが、最終的には9,645円となっています。)
ユーロ円の動きがザラバに大きく影響するという構図が今日も見られそうです。基調はユーロ安の方向ですから、警戒する必要がありそうです。ただし、5分足で見ると、今日は僅かですがユーロ安に振れて始まっています。
すぐにユーロ安の方向に戻る動きを見せましたので油断はできないのですが、少なくとも急激なユーロ安への振れは避けられると期待しています。
したがって、ザラバは軟調気味ながら小動きでの推移という想定です。
今日は、鉱工業生産動向、新設住宅着工戸数、毎月勤労統計調査などの4月の経済指標に加えて、5月の地域経済動向の発表が予定されています。
加えて、4月の自動車生産・輸出実績も注目したいところです。
日本の政局の混乱は、マーケットに影響を与えるような重要なものではないような気がしています。
米国はメモリアル・デーのため休場です。
お時間が許せば、「徐行運転を継続!(その3) 」をご覧ください。
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