10/12期1Qは73%営業増益になった
<433店舗を戦略的に閉店予定>
同社は、2月9日に12カ月以内に433店舗(小さい店舗が多い)の戦略的閉店を発表した。キッチンキャパシティに拡大可能性のない店舗、ブランドを毀損する店舗、不適切なロケーションにある店舗等の基準で選別された。24時間店舗の拡大やドライブスルー店舗の推進を行っており、店舗の大型化が進んでいる。10/12期は戦略的閉店により当期純利益は減少するが、11/12期TIW予想PER等の指標面から割安感も感じられる。
<10/12期は20%営業増益を予想>
10/12期1Q(1-3月)の売上高は前年同期比8%減の865億円、営業利益は同73%増の101億円となった。店舗閉鎖損失引当金繰入額等の特別損失を88億円計上したことにより、純利益は6億円になった。減収の要因はFC(フランチャイズ)契約に切り替えたためで、FCを含めた全店売上高は同7%増の1,421億円、既存店売上高は同105.7%(年間計画は前年比101〜103%)と好調。営業増益は既存店の好調による増収効果と広告宣伝費等の販管費が減少したことによる。TIWでは、10/12期の売上高は前期比12%減の3,200億円(会社計画3,130億円)、営業利益は同20%増の290億円(同260億円)を予想する。(岡 敬)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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