4月の既存店売上高は前年同月比97.5%と減少幅が縮まってきた
<株価に割安感が感じられる>
リース期間は約3年(ボウリングのみ7年)で、期間経過後の再リース料は約12分の1に低減する。新規出店が減ると、利益が出やすくなってくる。11/3期は過年度資産除去債務費用等、特別損失を約45億円見込んでいるため、当期純利益は25億円と小さくなる見込み。10/3期実績PBR0.63倍、12/3期TIW予想PER9.7倍など指標面から株価に割安感が感じられる。新規出店のうち1店舗は、カリフォルニア州の「プエンタヒルズモール店」。米国市場を探る実験店舗の位置付けで、同社のビジネスモデルが海外で通用するかを探る。
<10/3期は11.6%営業減益になった>
10/3期の売上高は前期比5%増の821億円、営業利益は同12%減の120億円となった。既存店売上高が前年比92.3%と伸び悩み、会社計画に対しては売上・利益とも下回った。ボウリングはプラスに転じた月も出てきたが、アミューズメント・カラオケが厳しかった。新規出店は11店舗で、期末店舗数は105店舗。TIWでは11/3期の売上高を前期比4%増の855億円、営業利益を同16%増の140億円と予想。4月の既存店売上高は前年同月比97.5%で、減少幅が縮まってきている。秋頃にはプラスに転じると見ている。(岡 敬)
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