19日の市場では、ユーロスイスでスイス中銀が介入したのではやひいてはECBが介入したのではなどの噂にユーロが急騰する場面が見られました。当局(SNB及びECB)はノーコメントをもちろん貫いていますが、現実味という点で考えると、ECBの介入を考えるのは相当難しいと思います。ここ数年で介入を行っているのはスイスやNZなど、経済規模の小さな国であったり中国のように自由な為替取引を制限している国が中心であり、自由貿易を行うG7内での為替介入に関して否定的な姿勢が強まっています。今まで先進国の中では例外的に積極的に...