香港の冴えない展開のつられる日本市場

[華花はなはなさん]

昨晩のNY市場は、大幅上昇。
一時上昇幅は450ドル以上になる場面がありました。
さすがに、利益確定売りもでて、
404ドル高で取引を終えています。

日本市場同様に、欧州への経済対策発動から、
不安一服というところで、買戻し優勢となりました。

これを受けての日本市場ですが、
CME日経平均は、10705円と大幅上昇で帰ってきていたのですが、
朝方為替が円高方向へ振れたことや、外国人の注文動向が、
大幅売り越しであったことなどから、これに遠く及ばない、
10630円でのスタートとなります。

その後は、昨日の大幅上昇の反動もあり、精細を欠き、
10570円安値と10630円の間でのレンジ相場となります。

10:30に上海市場がスタートすると、さらに売り物が加速。
結局。10550円で前場の取引を終えました。

後場になると、さらに売り物が加速、アジア市場、
特に香港の冴えない展開につられる形になりました。
10530円で寄り付いた後、10550まで戻しますが、その後は、
次第安の展開、とうとう終盤には、10400円を割り込む
ありさまとなります。
引け際には、若干のリバウンドも見せます
が、結局最後まで売られて、10400円で本日の取引を終えました。

朝高（といっても、米国のことを考えればけっして高い位置では
ありませんでしたが）から、ずるずると売られる展開となりました。

昨日書いたように、そう簡単には、上にいかせてくれませんね。
引き続き、見方は変わりません、指数は高値売り目線、
個別は、チャンスがあれば、打診買い程度で入ってみても良いでしょう。


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