「江戸三大祭」

五月は田植えに代表されますように農事の始まりである
ことから、この時期に各地で行われるお祭りの多くには五
穀豊穣への願いが込められています。

 また、衛生環境が悪かった昔は気温や湿度の上昇ともに
疫病が流行ることが多く、疫病は悪霊の仕業と考えられて
いた昔は、その時期の前に禊祓え(みそぎはらえ)の神事
や悪霊を鎮める儀式などが盛んに行われ、それらが祭りと
して現代に残っています。

 祭りといえば昨日は「神田祭」の神輿宮入(みこしみや
いり)が行われました。祭神として平将門が祀られてから
ちょうど700年目の今年は「将門塚保存会大神輿」と
「神田明神大神輿」の2基がそろって街に繰り出し多いに
盛り上がったそうです。

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 江戸総鎮守である神田明神の神田祭は「江戸三大祭」及
び「日本三大祭」の一つで、徳川将軍上覧の祭りであった
こととから「天下祭」とも呼ばれます。
 




 ちなみに、徳川家康が関が原の合戦の前に神田明神の勝
守(かちまもり)を授かり勝利を得た古事から、神田明神
の勝守は取引や勝負事の御守りとして有名です。

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