ユリウスさんのブログ

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心に沁みる言葉 -よい生活-

ヘレン・ニアリングに「 良い生活を愛し、去る」という素晴らしいことばがある。


・ 何が起ころうと、最善を尽くす
→ さらりと書いてあるが、実行は至難の業。したい、が、できるとは思えない。

・ 心穏やかに過ごす
→ 年よりは怒りっぽくなるという。生理的な理由もあるらしいから、気をつけるにしくはない。

・ 楽しめる仕事を見つける
→ 金儲けでない方がよろしい。といって、人の為にがんばるのもどうか? 善意の人達が、ボランティアや募金活動をいっせいに始めたら、そんな社会にはすんでいられない。

・ 衣食住に関して簡素に生きる。散らかったものは片付ける
→ これは心がけたらできそうに思う。

・ 毎日自然と触れ合う。大地を踏む
→ だいたい、できている。

・ 労働や園芸、散歩を運動にする
→ だいたい、できている。

・ 悩まない、一日ずつを生きる
→ だいたい、できている。

・ 毎日誰かに何かを分けてあげる。一人暮らしなら手紙を書く。
 何かを誰かにあげる。誰かを何らかの方法で助ける→ なかなかできそうにない。以前、ある方から「一日、一捨」を教わった。毎日、身の回りのいらないものを、一つづつ棄てよという教えだった。これさえ、むずかしい。

・ 人生と世の中を素晴らしく感じる時間を取る。人生にユーモアを感ずる
→ そうありたいものだ。

・ 全てのものの命を見つめる
→ 努力してみよう。

・ 生き物に優しくする
→ 若いときは虫や動物なあど、動く生き物が大好きだった。年齢とともに草花にも関心を持つようになってきた。どうやら、動植物を愛せるようになったらしい。 

 ヘレン・ニアリングはこれができたら、この世を去れといっているのだろうか? こんな立派な生活ができている老人がいたら、別に去らなくてもいいのではないかとさえ思う。
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