<ミッキーのフィルハーマジックをオープン予定>
同社の主力事業であるテーマパーク事業の営業利益率が上昇してきた。減価償却費の減少、商品原価低減、ゲスト1人当たり売上高の上昇などによる。パーク内でしか買えないグッズは粗利益率も高い。11/3期は新規アトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」を導入予定。毎年、新規アトラクションを導入しており、同社のテーマパーク入園者数は高水準で推移するだろう。同社の安定性は評価しているが、指標面等から株価は概ね妥当な水準と考えている。
<10/3期は4.6%営業増益になった>
10/3期の売上高は前期比4.6%減の3,714億円、営業利益は同4.6%増の419億円となった。売上高は09/3期比178億円減少したが、コスト低減や減価償却費の減少で、営業利益は同18億円増加した。昨年11月に発表した10/3期計画比では売上高で68億円、営業利益で77億円上回り、営業利益は過去最高を更新した。東京ディズニーリゾート25周年の翌年の反動を計画に入れていたが、想定ほど入園者が減少しなかったことが大きい。(岡 敬)
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