ユリウスさんのブログ

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Yさんとのメール対話

 メールでも対話は可能だ。メールは行ったり来たりなので、対話は引用ですることになる。それでも当事者達は結構楽しんでいる。
(一覧して読むには既読の引用部分は不要なれど、あえてメールのままとした。煩雑にご寛恕を!)


Yさんからのメール1:
日付2010年4月27日9:37
件名ヴェネツィアの女たち
送信元 ***********
ヴェネツィアの「奉仕する騎士」って知ってた?
塩野さんの言葉に同感です。
「もちろん、騎士と愛人の境界がはっきりしなかった場合も多かったであろう。それによって生じた喜劇も絶えなかったにちがいない。しかし、この種の心配は、女心を知らない者のすることである。このような場合、女にとって、肉体をともにするかしないかということは、たいした問題ではなくなる。女を生き生きと美しくするのは、時折の肉体関係ではなくて、絶え間なく与えられる、男たちの讃美と繊細な心くばりに負うほうが多いものである。」


ユリウスの返事1:
日付2010年4月27日10:05
件名Re: ヴェネツィアの女たち
送信元gmail.com
おはよう!

>ヴェネツィアの「奉仕する騎士」って知ってた?
知ってるよ。いや、知ってたよ。

>もちろん、騎士と愛人の境界がはっきりしなかった場合も多かったであろう。それによって生じた喜劇も絶えなかったにちがいない。しかし、この種の心配は、女心を知らない者のすることである。

あまりいい言葉でないが、一括して「フラート」と呼ばれていると思う。
当時の貴婦人と騎士との恋愛関係は、最後の一線を越えてはならないという掟があった。(特に騎士の側にあった)
それを逆の方向から光を当てると、一線を越えなければ何をしてもいいことを意味した。これは貴婦人にとって都合がよかった。
 だから、時代が進みにつれ、foreplay の技術が開発され、すごく発達したという人もいる。

>このような場合、女にとって、肉体をともにするかしないかということは、たいした問題ではなくなる。女を生き生きと美しくするのは、時折の肉体関係ではなくて、絶え間なく与えられる、男たちの讃美と繊細な心くばりに負うほうが多いものである。

これは本当だと信じる。
こんな表現もある。
「彼女は絶望しながら、この地上に魂の伴侶を探し求めていた。彼女は『美しく、強く、気高く、大きい』魂を持つ男性、彼女を理解し、彼女の方でもちょっと言葉を交わすだけで理解できるような男性を熱望していた。」


Yさんからのメール2:
日付2010年4月27日10:35
件名Re: ヴェネツィアの女たち
送信元**********
>知ってるよ。いや、知ってたよ。
やっぱり知ってたんだ。
でも知ってると知ってたの違いは?

>あまりいい言葉でないが、一括して「フラート」と呼ばれていると思う。
ふ~ん。初めてきいた。

>当時の貴婦人と騎士との恋愛関係は、最後の一線を越えてはならないという掟があった。(特に騎士の側にあった)
>それを逆の方向から光を当てると、一線を越えなければ何をしてもいいことを意味した。これは貴婦人にとって都合がよかった。
>そういうことから、時代が進むにつれて、foreplay の技術が開発され、すごく発達したという人もいる。

フランス文学でそんな感じはよくあるんだけど、塩野さんは全く別物としてヴェネツィアの騎士を語ってるの。どう違うの?

>こんな表現もある。
>彼女は絶望しながら、この地上に魂の伴侶を探し求めていた。彼女は『美しく、強く、気高く、大きい』魂を持つ男性、彼女を理解し、彼女の方でもちょっと言葉を交わすだけで理解できるような男性を熱望していた。」

女心だね。
それをよく知ってる男がモテるんだね。


ユリウスの返事2:
日付2010年4月27日10:55
件名Re: ヴェネツィアの女たち
送信元gmail.com
>やっぱり知ってたんだ。
>でも知ってると知ってたの違いは?
知らん。 (あまり言いたくない。突っ込まれそうだから)
あまりいい言葉でないが、一括して「フラート」と呼ばれていると思う。

>ふ~ん。初めてきいた。
flirt はフランス語からきてると思う。
今英語では単純にこんな風に使ってるね。
The woman liked to flirt young man on the street.
※flirt=イチャイチャする。

>>それを逆の方向から光を当てると、一線を越えなければ何をしてもいいことを意味した。これは貴婦人にとって都合がよかった。
>>そういうことから、時代が進むにつれ、foreplay の技術が開発され、すごく発達したという人もいる。

>フランス文学でそんな感じはよくあるんだけど、塩野さんは全く別物としてヴェネツィアの騎士を語ってるの。どう違うの?
知らん。
どうしてか分らん。けど、フランスの騎士と貴婦人の間で発達したことは確かだと思う。塩野さんと渡辺淳一に違いを説明してもらったら面白いだろうね。
きっと全然ちがうアプローチをとるような気がする。

>>「彼女は絶望しながら、この地上に魂の伴侶を探し求めていた。彼女は『美しく、強く、気高く、大きい』魂を持つ男性、彼女を理解し、彼女の方でもちょっと言葉を交わすだけで理解できるような男性を熱望していた。」

>女心だね。
>それをよく知ってる男がモテるんだね。
知らん。そうなのかね。



Yさんからのメール3:
日付2010年4月27日11:00
件名Re: ヴェネツィアの女たち
送信元**********

今回の返事は知らんが多すぎ。
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