日経マネー6月号の記事に塩漬け銘柄ワースト20
というページがありました。
銘柄をチェックしてみると、9位のUSENを
除いてすべてが東証、大証1部の誰もが聞いた
ことのある大企業ばかりでした。
上位には金融株がズラリで、その他電気通信、
自動車メーカー、空運銘柄です。
ここ数年、日本株がいかに下落してきたか、
まさにそれを象徴するような20銘柄です。
株式投資の銘柄選択、売買タイミングがいかに
難しいかという現実も教えてくれます。
ちなみに記事で書かれていた塩漬け銘柄作りの
パターンは
1 国際優良株をリーマンショック前に購入して
逃げ遅れた
2 公募株を買ってそのまま
3 業績下がりの優良株を放置
4 値がさ株の長期塩漬け
だそうです。
人間は基本的に安定や安心感を第一に考え、
そこを重視して生活しています。
そのため知名度の高い銘柄、大きい会社ほど優良銘柄
つまり安心感がある、つぶれないと考えます。
しかし業績が下がればどんな銘柄も株価は下がります。
とくに知名度の高い銘柄ほどプレミアがついているので、
値上がり益が狙いにくく、値下がりリスクが高いです。
http://saig.livedoor.biz/archives/1737667.html