なかなか押さない

15日日経平均は11273.79(+68.89).雲、基準線、転換線11248を回復。ボリンジャーはプラスσ11247を上抜けた。MACDは横ばいだが、RCIは下降。騰落レシオも144と異様に高く、リズムからすると調整入りが当然なのだが、なかなか下げない。中期の上昇トレンドにそれだけ勢いがあるということであろう。

ダウは11144.57(+21.46)雲、基準線、転換線10984.66上、ボリンジャーはプラス2σ11123.44の上、MACDはシグナルをふたたび上に抜け、RCIはさげどまっていて、上昇の勢いをとりもどした。週足も文句なく上昇基調。ボリンジャーのバンドも広がっている。

ドル円は93.03雲、基準線92.25上、転換線93.61の下、ボリンジャーはプラスσ93.71を切ってきており、MACDはシグナルを切って下落、RCIは下降中で、ドル高は一服しているが、円高に転換するところまではきていないというところ。週足は雲の上限をぬけないで下落してきたが、雲の下限92.71をかろうじて守っている。週足ボリンジャーはなおプラスσ92.73上、週足MACDはゼロラインを上に抜け 週足RCIはまだ上昇しているが、勢いがにぶってきており、雲の下限を守りきれるかどうか、やや微妙になってきている。

NY連銀、フィラデルフィア連銀の指数が好調で、ダウは高値更新。アメリカ国債10年もの金利は、日足基準線、週足転換線まで落ちてきており、まだ上昇基調をたもっているものの、さらに下落して節目をきってくるようであれば、為替にも影響がでてくる。これが東京にとっては懸念材料だが、日米とも景気の持ち直しの期待が高まっているため、過熱感にもかかわらずなかなか押し目を形成してこない。
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