10日の日経平均は11251.90(+47.56)雲、基準線、転換線11246上を維持しているが、ボリンジャーはプラスσ11200の上だが、バンドが急速にせばまって転換を示唆、MACDはシグナルをきり、RCIは下降中。目先上昇局面はあきらかに一服しつつある。ただ中期は週足雲、週足基準線、週足転換線10637上、週足ボリンジャーはプラスσ11062上、で週足MACDも週足RCIも上昇しており、なお上昇局面。
ダウは11005.97(+8.62)雲、基準線、転換線10916、ボリンジャーはプラスσ10927の上だが MACDはシグナルをきり、RCIは天井から低下。こちらも上昇局面は一服しつつある。週足雲、週足基準線、週足転換線10452上、週足ボリンジャーはプラスσ10817の上、週足MACD 週足RCIはなお上昇。
ドル円は93.24。雲、基準線91.81の上だが、転換線93.70の下、ボリンジャーはプラスσ93.31を切ってきた MACDはシグナルを切り、RCIも下降していおり、ドル高は当面一服。週足基準線89.72、週足転換線91.39上だが、週足雲の下限92.71の近辺の攻防となっており、週足ボリンジャープラスσ92.79の近辺、週足MACD 週足RCIはまだ上昇している。週足の方は、長期下降トレンドを表す雲を抜けられずに、下降しつつあり、雲を下に切りそうになっている。この水準をきると、さらに週足基準線90円近辺までドル安が進む危険がある。
日米とも目先上昇の勢いは弱まりつつある。中期の節目を守れるかどうかがさしあたりのポイントだろう。為替の動きいかんでは、日本の方が調整の幅は大きくなる可能性がある。人民元の切り上げが噂されているが、それがドル円にどういう影響をもたらすか、読みにくいところだが、リズムとしてはドル安円高にふれやすくなっている。とはいえ、日米金利差があり、ドル安も限定的になるとは思われるが。