踏み上げられて不信感を抱く人が多いみたいですが、全て自己責任です。
マスコミとて、相場で必ず勝てる訳ではありません。
日経平均は、米雇用統計や円安米ドル高を受け、4月5日には11408円と年初来高値を更新した。ただ、6-7日は前日まで連日で年初来高値を更新したため、利益確定の動きが出やすく、さらに翌週に中国2010年1-3月期実質GDPなどの経済統計や米国企業2010年1-3月期決算などのイベントを控えた様子見の動きが強く、もみ合いの展開で推移した。8日は前日の米株式市場の下落や2月の機械受注統計が予想を下回ったことなどを受け、前日比124円安の11168円となった。
今後を展望すると、米企業の2010年1-3月期決算発表と米国及び中国の各経済統計が注目される。企業決算は13日の米半導体大手、14日の米金融大手を皮切りに本格化する。米国経済統計では、14日に3月の小売売上高、15日に同鉱工業生産、16日に同住宅着工件数が発表される。現時点での市場予想はそれぞれ、前月比1.0％増、同0.6％増、年率換算61.0万件と見込まれている。また、中国では15日に2010年1-3月期実質GDPや3月の消費者物価指数などの各種マクロ統計が発表される予定である。現時点では、それぞれ前年比11.6％増、同2.6％増と予想されている。今後の金融政策を占う上で、消費者物価指数に注目したい。
