我が国の経済状況は2008年秋の」リーマン・ショックから回復軌道にあるものの、その実感は乏しく、利益水準も低い。また、株価も数年前ならば海外企業や投資ファンドの買収目標にも成り得た低水準に放置されている企業が多い。こうした中で、政権交代をむかえ、民主党、自民党、公明党、社会党などで新党首が誕生した。政党トップの交代は直面する政策課題を克服し、世界外交での交渉力を高め、新しい成長を想像し、国家価値を高めてこそ意味がある。しかし、最近では胸踊るような交代劇や驚異的な成果を眼にすることは少ない。むしろ交代後の院政型会議の弊害や構造改革への躊躇により、国家の魅力が棄損するケースが増えている。対照的に台湾・韓国の躍進が顕著である。これらの国は強力なリーダーシップと明快な国家ビジョンの下で、新興国市場への積極的な投資拡大、世界の主要市場に合致した新商品・新デザイン・マーケティングの強化、徹底したコスト削減、規制緩和により国際競争力をさらに高めている。みたいな感じで読んだリしてみた。日本株式会社の未来はどっちなんでしょうか？
