水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、FOMC議事録発表で米低金利政策が当分続くとの観測が拡大したことから底堅く推移し小幅下落にとどまったことが好感され、買いが先行して寄り付いた。その後、外国為替市場で円相場がじり高で推移したことから輸出関連銘柄を中心に売りが入ったが、下値では業績回復期待から押し目買いが入り、方向感に乏しい展開となった。
後場に入ると、前日の米株式市場で大手金融株が買われたことから銀行株などが買われ相場を牽引したが、大引けにかけては利益確定の売りが入り、日経平均は上げ幅を縮小した。
業種別TOPIXでは、銀行、保険、空運が上昇した。一方、その他製品、機械、金属製品が下落した。個別では、住友化学、ブイ・テクノロジー、りそなホールディングスが高い。半面、クラリオン、GCAサヴィアングループ、ダイキン工業が下げた。
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