４月５日の日経平均は、11339.30（+53.21） 雲、基準線、転換線11088の上ボリンジャーはプラス２σ111406の手前まで上昇、MACDも上昇、RCIは下降から反発。２５日乖離率は5.52、騰落レシオは153.28と勢い余ってオシレーター系指標をふりきってしまっている形。勢いに乗るととまらないようだ。為替のドル上昇が続くかぎりは、なかなか押し目をつくらないかもしれない。
ダウは10973.55（+46.48） 雲、基準線、転換線10825.76の上、ボリンジャーはプラスσ１０８５４の上で高値更新だが、MACDはシグナルをきりそうになってきており、RCIは天井から下げそうになっていて、頭は重くなりつつあるようだが、まだ上昇基調。
ドル円は94.33 雲、基準線、転換線92.50の上、ボリンジャーはプラス２σ94.22の上でバンドが広がっており、MACDも上昇、RCIは天井に到達。少々戻しているが、なおドル上昇の勢いは大変強い。週足の雲の下限93.63は突破、雲の上限95.12にせまりつつ、ここで抵抗にあっているところで、もし雲の上限を突破してくれば、長期のドル安トレンドをついに破ることになる。上昇の勢いからすると、その可能性がでてきている。
ダウは雇用統計を好感、ISM非製造業の指数が２００６年５月以来の高値、中古住宅販売も予想以上に上昇ということで、上昇がつづいている。アメリカの１０年もの国債金利が４％をうかがう動きになっており、これを反映してドルも上昇している。ドルがこのまま上昇するならば、メーターをふりきるような勢いは多少弱まっても、上昇基調は続きそうだ。
