騰落レシオのピークは、株価のピークに先行することが多いため、注意が必要。たとえば過熱圏で新規に買いポジションをもつのはかなり危険といえます。
また単純に値上がり、値下がりの「数」だけに注目しているのが騰落レシオの欠点。 そこで金額に注目しているテクニカル分析のRSIと併用したり、市場別に見た場合に有効になります。
70%程度で底値圏、120%以上で天井圏と言われています。
調整や暴落が起こる時は、だいたい騰落レシオが120%を越えているものです。
そして騰落レシオのピークは株価のピークに先行するとも言われています。
株価が上がるということは、皆が買っているということです。
そして株価が上がっている時ほど、買いたくなるものです。
しかし、その頃は皆が買い終えた後なので、買いが枯れて後は売りのみです。
それをチェックする一つの指標が、騰落レシオなのです。
日経平均の騰落レシオが120%を超えていても、
ジャスダックやヘラクレスは過熱していない、
といような状況はよくあります。
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0188