取引時間中に1年半ぶりに11000円台に乗せる。

UMC取締役 岡部さん
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金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことが好感されたが、欧州の財政不安からドル高となり小幅高となったが、外国為替市場で円相場が円安基調で推移していることから買いが先行して寄り付いた。その後も、輸出関連銘柄を中心に買いが入った他、欧州連合首脳会議がギリシャ支援策で合意したことが投資家心理に買い安心感を与え、日経平均は高値圏で推移した。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が堅調に推移したことから、日経平均の上げ幅は一時170円を超える場面も見られ、取引時間中に1年半ぶりに11000円台に乗せた。
業種別TOPIXでは、保険、食料品、倉庫・運輸を中心に全業種が上昇した。個別では、パイオニア、アルプス電気、大林組が高い。半面、平和不動産、サイバーエージェント、スカイマークが下げた。

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