ユリウスさんのブログ

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染めいだす人はなけれど…

染めいだす人はなけれど春来れば花は紅柳は緑
→ 作者は知らない。春になるといつも思い出す歌。単純にうれしいという気分ではない。自然の変わらぬ営みを思う。


嵐にあう前の枝垂れ梅(21日) By iphone


 昨日の「いきいき塾」の朝、枝垂れ梅はまだ咲いていたのに、昨夜来の嵐でほとんどの花が吹き飛ばされて今日は見るも無残な姿に変わっていた。「花に嵐の例えもあるぞ」という如し。自然の掟は厳しい。

梅一枝つらぬく闇に雨はげし    水原秋櫻子

君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をもしる人ぞしる   紀友則
→ やっぱり花には香があるのがいい。微(カス)かなのをよしとする。



 ところが柿木の下やら、駐車場の隅など、庭のいたるところに野生化して生えている水仙は今を盛りと咲き誇っている。昨夜の嵐でも一本も倒れることなくしゃんとしていたのにはびっくりした。

庭のあちこちに咲く水仙

→ 野生化しており、手入れをしなくてもこの程度には咲く。


黄水仙みな横向くはよそよそし 長谷川照子
→ 水仙はなよなよしたところがなく、しゃんとしたところ、凛としたところががいい。厳しい寒さにも耐えて雪の中でも咲く花。別名を「雪中華」というもむべなるかな。

水仙は白妙ごろもよそほへど恋人持たず香のみを焚く  与謝野晶子
→ 塾に来ていた義姉や娘も水仙を切花にして持って帰ったが、車に入れた途端、芳香が車内に満ちたという。

持ち帰った水仙
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