最近、株価も上がったし面白いのは旭テックと栗本くらいばうなぁ

地球猛獣群さん
地球猛獣群さん
【5602】栗本鐵工所は、明治からある企業さんバウから、強度偽装(2007年)くらいの信用失墜くらいじゃぁビクともしないしぶといところだと思うバウが、猛獣は倫理上から遠慮するバウ。

 他方、【5606】旭テックは良さそうだと思うバウ。

 【5606】旭テックの、直近、第3四半期決算短信を見ると、企業の解散価値を意味する1株当たり純資産(会社の純資産を発行総株数{普通株式+※優先株式}で割ったもの)
が、辛うじてマイナスになっているバウ。
 
 1株当たり純資産がマイナスということは、取りも直さず、その会社は債務超過に陥っているということであり、そうだとすれば、現状、【5606】旭テックは債務超過の状態?なのかもしれない。 
http://www.asahitec.co.jp/jp/documents/Q3Tanshin_J.pdf

 しかしながら、他方で、【5606】旭テックの自己資本比率はというと、通常、債務超過の場合は、マイナスになっていなければならないところ、現状26.3%もある。

 一見、誠に不可解なことではある。

 ただし、26.3%というのは実は、普通株しか考慮していない数字なのだ。

 優先株式、特に【5606】旭テックや、【7211】三菱自動車等、くらい大量に既発行済み優先株式数が多い上場企業であると、自己資本比率がいかようにマイナスになっていなくとも、優先株の分、株式全部の分母が多くなる以上、1株当たり純資産がマイナスに働きやすいバウねぇ~~~

↓≪ご参考≫1株当たり純資産がマイナス=形式上、債務超過 だった (なお、三菱自動車は現状においても1株当たり純資産が2ケタマイナス=債務超過であるが、自己資本比率がマイナスになっていない以上、ただ単に優先株が多いだけのことであり、実質的な債務超過とはいえないので、誰も神経質な方以外は三菱自動車が債務超過であるという者はいないようではある。) 決算期の、【7211】三菱自動車の2009年2月4日時点決算短信
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/ir/share/pdf/kessan/090204-2.pdf

 上記の形式上債務超過を意味する決算短信ののちの、【7211】三菱自動車の株価は、当然下がったのか?といわれれば、むしろ逆に100円台強から100円台終盤へと2009年年央くらいにかけてまで上昇したばうなぁ↓
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7211.T&ct=z&t=2y&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v

 債務超過なのに?何で株価が上がるんね?というのが素朴なご意見バウが、

 債務超過にも、良い債務超過(既発行済み優先株式数が多いためゆえに、1株当たり純資産がマイナスの場合)と、
悪い債務超過(借金まみれで自己資本比率がマイナスの、にっちもさっちもいかない場合)がある。

ただ、それだけの話ばうな。

 良い債務超過というと、語弊があるバウから、マシな債務超過と言い換えたほうが良いのばうかねぇ?

 つまり、5606【旭テック】の場合は、現状、マシな債務超過?にあるともいえそうであるので飼えるバウ。

 しかも、この旭テックの辛うじてのマシな債務超過の状態?は、いづれにせよ黒字が定着化すれば、早晩解消するバウから、さしてたるべき問題ではない

 なぜなら、すでに、5606【旭テック】は、黒字化を達成しているからである。

↓(ご参考)直近3カ月分は、9億1200万円の黒字
http://www.asahitec.co.jp/jp/documents/FY2009Q3Appendix_000.pdf

 さらに、東洋経済新報社刊の会社四季報最新号(2010年春号)は、【5606】旭テックの業績予想欄において、
2011年の純利益は12億円と想定しているバウ。

 もしも、その通りに事が成れば、形式上のマシな債務超過などはどこかへいってしまうという事ばう。

 ここで問題なのは、会社四季報の予想数値が信用に足る代物であるか?ということである。

当然、ハズレた場合には、旭テックの株価が下がるだろう。

 しかしながら、それは杞憂というものだ。東洋経済新報社さんは、特に旭テックには、かなり熟知していると思われるためだ。

↓それが証拠に、東洋経済の記者さんが、2009年に旭テックの、かなり突っ込んだ特集をしているバウ。

旭テック子会社倒産の「なぜ」と「これから」――入交昭一郎社長に聞く(1) - 09/07/23 | 09:29
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/f0c801fd7d221980c1c345864a18a0ff/page/1/

リップル「帝国」の黄昏、反乱と破産法11条(1) - 09/07/23 | 12:20
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/cdfbe1a52bb3559a2f147a248d610c57/

※または↓

http://www.asyura.com/09/warb0/msg/241.html

・・・要するに、四季報の強気な旭テックの予想数値は、仮に最悪、当たらずとも遠からぬものと信じたい。

そこで、猛獣さんは、旭テックは飼いだと思っているバウ。

売りたいかたは、どしどし売って下さいばうねぇ~~^^

 これから良くなる銘柄を売るという行為がはたして株式投資というのか?何というのかは、市場(相場)が決めることばうがねぇ。

 旭テックの良い点は、幸か不幸か?成長アジアの中国とタイにしか海外拠点が無いという点ばう。

 他の自動車関連株さんは、ダメリカと欧州戦線に足を引っ張られているばうが、旭テックはというと、メタルダインの後遺症から解放された今、成長アジアによる恩恵を充分に謳歌できるばうねぇ。

 それから先週の旭テックの出来高は要注意だったばうな。

3月15日 2826万株余
3月16日 2786万株余
3月17日 4815万株余
3月18日 5565万株
3月19日 4431万株余

 ちなみに、【5606】旭テックの第二位の大株主の物産でさえ、5689万株余しか09年9月時点で保有していないのだから、これだけの株数が出回るためには、リップルウッド資本のRHJインターナショナルが投げ売りに出でもしない限りは不可能なことなので、四季報のコメント欄のいうように、リップルウッド資本のRHJインターナショナルは、旭テックから遁走中(日本株圧縮中)というのは本当のようバウなぁ。

 ほいで、その投げ売りしたのをどこかの大口さんが、ありがとうごぜえますだ。と飼っている構図ばうな。

 いままでは、どこも、旭テックに手出しができなかったばう。

 なぜなら、RHJ インターナショナルの大株主に、世界最強クラスの恐ろしい方がいたからバウねぇ。

↓(ご参考)P、6中央あたり RHJI大株主欄
http://www.asahitec.co.jp/jp/documents/20060228_IssuanceofBclassnewshare.pdf

 高い御坊さんの頭?と恐れられるリップルウッド翼下にあって、さらに、世界最強クラスの金バッヂがついているRHJ インターナショナルの持ち物であった旭テックは、集団安全保障の下にあったといえるバウ。

 それが、今では手に入るようにやっとなった!

そういうことバウ。ほいだから、欲しかった大口?がようやく、旭テックの株を飼っているばうねぇ。

 しかも、リップルウッド資本のRHJ インターナショナルが手を引いたら、例によって、これ以上、旭テックの株が発行されて株主価値が毀損される心配がほとんど無くなるから、株主は安心して飼えるばうからねぇ~~~。
ばう。ばう。

さらば、増資爆弾!さらば、1株価値の希薄化!

どうりで、旭テックの株が上がるわけばうねぇ~~~

ばう、ばう~~~~


http://minkabu.jp/stock/5606/pick/10000000000414715
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【純利益推移】(単体)

昭和33年       3900万円
昭和34年       4200万円
昭和36年       7600万円
昭和37年       9900万円
昭和38年     1億0000万円
昭和40年     1億2800万円
昭和41年     1億5000万円
昭和42年     1億8200万円
昭和43年     2億2000万円
昭和44年     2億5600万円
昭和45年     3億0500万円
昭和46年     3億0800万円
昭和47年     2億1400万円
昭和49年     2億8800万円
昭和50年     2億5700万円
昭和51年 赤字  5億0400万円
昭和52年     2億7800万円
昭和53年     4億1700万円
昭和54年     5億0600万円
昭和55年     5億8500万円
昭和56年     6億6800万円
昭和57年     6億7500万円
昭和58年     2億8400万円
昭和59年     2億2800万円
昭和60年     2億5400万円
昭和61年     3億3600万円
昭和62年     3億5100万円
昭和63年     4億5900万円
1989年     6億1300万円
1990年     9億5300万円
1991年    12億6800万円
1992年    13億0500万円
1993年    10億8100万円
1994年    10億8500万円
1995年    13億4600万円
1996年     5億2400万円
1997年     6億4600万円
1998年 赤字 16億3600万円
1999年 赤字 27億3100万円
2000年 赤字  8億5400万円
2001年     5億7300万円
2002年 赤字  5億8000万円
2003年     2億1500万円
2004年 赤字 63億6700万円
2005年 赤字 22億5900万円

【純利益推移】(連結)

昭和59年        200万円
昭和61年     5億0900万円
昭和62年     4億8800万円   
1989年     7億3300万円
1990年     7億1100万円
1991年    11億2600万円
1992年(連結適用除外)
1993年(連結適用除外)
1994年(連結適用除外)
1995年    14億1900万円
1996年     5億4400万円
1997年     6億4000万円
1998年 赤字 43億9400万円
1999年 赤字 19億9500万円
2000年 赤字 10億3000万円
2001年     3億8900万円
2002年 赤字  6億8700万円
2003年     2億1500万円
2004年 赤字 61億5100万円
2005年 赤字 12億9400万円
2006年 赤字  2億8200万円
2007年 赤字  6億6500万円
2008年 赤字348億1800万円
2009年 赤字232億5100万円
2010予 赤字 14億~16億

2011予    十二億円黒字予想(四季報最新号による)

↑バブル期並みの利益予想ばう。


元々、旭テックは、日本ガイシが5割超の株を持っていた会社ばう。

技術力はあると思うばう。

 それと、タイにかなり古くから進出しているから、タイあたりは、勢いさえあれば、稼げると思うばうねぇ~~~

 ここは、米国メタルダイン社(重荷)の敗戦処理が片付いたので、もうこれ以上の悪化(不安)要因はないバウからね。

割安株は素直に飼いばう。一応、ここは自動車関連バウしねぇ。ばう。ばう


【5602】栗本鐵工所 も2011年に最高純益?60億が四季報によると予想されているばう。よく犬の散歩してると、最近よく道で工事してるばうが、地中の錆びたボロボロの老朽鉄管が埋設してあるのをみると、かなり代替需要はあると思うばうねぇ。なんたって日本全国いたるところの鉄管がこういう状況で枚挙にいとまがないほど地雷のように埋設してあるばうからね
 ただし、【5602】栗本鐵工所 は、既成事実ばうから言うけど、2007年に強度偽装がばれて信用失墜してるバウから、猛獣さんは、遠慮して、飼うのは【5606】旭テック だけにしておきますバウ。

旭テック、栗本鐵工所に呼応して、他に、鋳物仲間?の【5605】アイメタルテクノロジーは、つれ上げですバウ。

来期は、鋳物バブルばうかねぇ~~~?

ばう、ばう~~~~
↓短期投資の場合は、猛獣さんより、Ⅱちゃんのほうが詳しそうだからそちらに聞いて欲しいバウ。ばう、ばう~~~

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/livemarket1/1268664377/l50
・(ご参考)
【5606】旭テック(旧 旭可鍛鉄)の自己資本比率推移
※旭テックの絶頂時1995年以降分

1995年 5月末時 32.4%
1996年 5月末時 43.0%
1997年 5月末時 40.8%
1998年 5月末時 39.4%
1999年 3月末時 34.5%
2000年 3月末時 29.3%
2000年 9月末時 29.5%
2001年 3月末時 29.7%
2001年 9月末時 30.4%
2002年 3月末時 34.0%
2002年 9月末時 35.1%

2003年 3月末時 28.0%
2003年 6月末時 32.0%
2003年 9月末時 32.0% 
2003年12月末時 27.5%

2004年 3月末時 28.0%
2004年 6月末時 29.2%
2004年 9月末時 28.0% 
2004年12月末時 26.9%

2005年 3月末時 25.4%
2005年 6月末時 25.7%
2005年 9月末時 26.8% 
2005年12月末時 26.4%

2006年 3月末時 21.1%
2006年 6月末時 21.8%
2006年 9月末時 22.2% 
2006年12月末時 23.7%

2007年 3月末時 24.0%
2007年 6月末時 23.9%
2007年 9月末時 24.9% 
2007年12月末時 24.1%

2008年 3月末時 18.9%
2008年 6月末時 18.0%
2008年 9月末時 13.7% 
2008年12月末時 29.6%

2009年 3月末時 10.8%
2009年 6月末時 27.2%
2009年 9月末時 24.9% 
2009年12月末時 26.3%


・・・丁度、2009年の3月の日経平均7000円ぐらいの時が修羅場だったようバウな。現状は2ケタ割れ寸前の瀬戸際で踏ん張って2割台をキープしてるようばうなぁ。
・(ご参考)
【5606】旭テック(旧 旭可鍛鉄)の売上高推移

[単体分](抄)

昭和33年    7億7900万円
昭和34年    8億0400万円
昭和36年   16億1300万円
昭和37年   21億6400万円
昭和38年   22億3100万円
昭和40年   31億4200万円
昭和41年   36億7300万円
昭和43年   56億2800万円
昭和44年   64億6500万円
昭和45年   83億9400万円
昭和46年   95億0400万円
昭和47年   93億1400万円
昭和49年  164億1600万円
昭和50年  167億3600万円
昭和51年  141億4900万円
昭和52年  172億6800万円
昭和53年  229億9900万円
昭和54年  251億9200万円
昭和55年  293億3000万円
昭和56年  319億1700万円
昭和57年  308億1400万円
昭和58年  259億6100万円
昭和59年  271億3600万円
昭和60年  305億1800万円
昭和61年  332億9300万円
昭和62年  315億7900万円
昭和63年  356億6900万円
1989年  418億6600万円
1990年  510億7700万円
1991年  544億4800万円
1992年  504億3800万円
1993年  481億0200万円
1994年  505億1900万円
1995年  594億6600万円
1996年  525億9000万円
1997年  555億4200万円
1998年  560億7400万円
1999年変更404億8500万円
2000年  455億2100万円
2001年  485億3200万円
2002年  432億2900万円
2003年  446億3200万円
2004年  458億9500万円
2005年  463億3800万円


[連結分](抄)
1995年  633億2200万円
1996年  560億5500万円
1997年  589億7300万円
1998年  595億1300万円
1999年変更440億9800万円
2000年  502億9200万円
2001年  538億7700万円
2002年  486億1800万円
2003年  511億3800万円
2004年  528億8400万円
2005年  575億7400万円
2006年  579億9400万円
2007年 1457億0200万円
2008年 3158億8500万円
2009年 2188億0600万円
2010年予 560億~602億

※注、2007年~2009年の売上高には買収した
米国メタルダイン社の分が嵩上げされているため多い。
今期より、米国メタルダイン社は完全に除外されているため
従来の旭テック(+ほか)のみの売上のみとなる
旭テックとは?

可鍛鋳鉄製品の先駆的存在。上場以前から、日本碍子が筆頭大株主であったが、1990年代後半あたりから多角化が仇となり、親会社の日本碍子の助力もむなしく赤字が目立つようになった。2003年には、日本碍子が負担軽減の必要性から?リップルウッド資本のRHJインターナショナルに旭テック株の全株を売却。その後、リップルウッド資本のRHJインターナショナル指揮の下、拡大戦略に邁進し、米国のメタルダイン社等を買収するなどし、ダクタイル鋳鉄製品分野で「業界2位」に浮上。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060228/113757/

 しかし、メタルダイン買収後、折悪しくリーマンショックが直撃し、メタルダイン社を救いきれずに夢破れる。 
 
 現状、ようやく立ち直りを見せはじめてはいるものの株価は、2ケタと大きく低迷している。

・(ご参考)
【5606】旭テック(旧 旭可鍛鉄)の上場来株価推移
左が高値。右が安値。カッコ内は記録した月。□は分割
※分割等修正考慮なし

昭和36年 820( 4) 549( 9)
     □365(12) 280(11)
昭和37年 520( 2) 260(12)
昭和38年 328( 2) 156( 5)
昭和39年 226( 8) 169( 5)
     □115(10)  92(12)
昭和40年 135(12)  81( 7)
昭和41年 166( 4) 123( 1)
昭和42年 180( 7) 131( 1)
昭和43年 185( 9) 137( 1)
昭和44年 180(11) 158( 7)
     □138(12) 130(12)
昭和45年 152( 3) 102(12)
昭和46年 126( 1) 105(12)
昭和47年 155(11) 105( 5)
昭和48年 160( 4) 132(12)
昭和49年 150( 8) 125( 6)
昭和50年 145(10) 125(10)
昭和51年 175( 3) 125( 2)
昭和52年 302(10) 158( 1)
昭和53年 505(10) 230( 1)
昭和54年 425( 1) 353(10)
昭和55年 385( 1) 325( 7)
昭和56年 349( 4) 291(10)
昭和57年 310( 1) 289(12)
昭和58年 310(12) 285(10)
昭和59年 330(12) 280(10)
昭和60年 379(11) 310( 2)
昭和61年 538( 5) 340(10)
昭和62年 498(10) 316( 1)
昭和63年 866( 6) 410( 1)
1989年 955(12) 650( 3)
1990年1080( 1) 565(11)
1991年 929( 6) 500( 1)
1992年 780( 1) 400( 8)
1993年 886(10) 550( 1)
1994年 975(11) 698( 2)
1995年 941( 1) 557( 6)
1996年 800( 6) 570(12)
1997年 600( 6) 165(12)
1998年 318( 2) 138(10)
1999年 450( 6) 145(12)
2000年 197( 7) 130( 3)
2001年 230( 4)  95(12)
2002年 144( 6)  78(12)
2003年 282( 7)  81( 1)
2004年 245(12) 155( 1)
2005年 387(12) 196( 5)
2006年 473( 9) 180( 7)
2007年 325( 1)  99( 9)
2008年 109( 1)  25(10)
2009年  67( 4)  18(11)
2010年          19( 2) 
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