金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、週間失業保険申請件数や2月の消費者物価指数がほぼ予想通りの内容となったことや企業業績の改善期待から上昇したことが好感され、買いが先行して寄り付いた。その後も、外国為替市場で円相場が円安基調に振れたことから輸出関連銘柄を中心に買いが入り、日経平均は上げ幅を拡大した。
後場に入ると、短期的な過熱感から積極的に上値を追う展開は見られず、高値圏でもみ合う展開となった。その後は、3連休を控え様子見ムードが拡大し取引を終えた。
業種別TOPIXでは、パルプ・紙、輸送用機器、ゴム製品が上昇した。一方、その他金融、不動産、建設が下落した。個別では、クックパッド、日本海洋掘削、ガンホーオンラインエンターテイメントが高い。半面、GCAサヴィアングループ、ニコン、ケネディクスが下げた。
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