米当局とトヨタの調査で
13時00分配信 時事通信
【ニューヨーク時事】米カリフォルニア州サンディエゴ近郊で最近発生したトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」の急加速騒ぎで、米道路交通安全局(NHTSA)とトヨタの技術者らがこのプリウスを調査したところ、不意の急加速を引き起こすような証拠は見つからなかったことが14日分かった。
米下院監督・政府改革委員会向けに作成されたメモで明らかになった。11日に2時間にわたりテスト走行などを行ったものの、突然かつ意図しない急加速を再現することができなかったという。
サンディエゴ近郊で8日、2008年型プリウスを運転中の男性が「ブレーキが利かない」などと警察に緊急通報し、駆け付けたパトカーが高速道路上で、ハンドブレーキを使うよう指示しながら並走して停止させるという騒ぎが発生。NHTSAとトヨタが調査に乗り出していた。
