証券の動きから先高感が強い
16時04分配信 フィスコ
日経平均は小幅ながらも3営業日続伸。0.72円高の10751.98円(出来高概算19億1000万株)で、取引を終えた。10800円に乗せて始まった日経平均は、寄り付き直後に10808.84円と3月SQ値(10808.73円)を若干ながらクリアした。ただ、一気に上放れるというよりも、その後は次第に利益確定に押される展開。金融緩和期待などから下を売り込む流れにはならず、高値レベルでのこう着感を強めている。
ただし、各国の金融政策を見極めたいほか、テクニカル面での過熱感もあって、上値の重さを嫌気するムードは乏しい。反対に証券の強い動きなどからは、先高観の強さがうかがえる状況。また、2月の首都圏マンション発売戸数が3ヶ月ぶりのプラスとなったことから不動産が堅調。