ポイント
今日の日経平均株価は先週の終値を多少上回ったところで寄り付いた後は、小動きを想定しています。ただし、先週3.7%と大きく上昇したことの反動は念頭に置いておかなければならないと考えています。
今日の見通し
先週金曜日にダウ平均株価が0.12%と僅かながらも上昇したことを受けて、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が10,740円となっています。したがって、日経平均株価の寄り付きは10,800円近くになりそうな様子です。
今週は16日の米国FOMC、そして16-17日の日銀金融政策決定会を控えています。そのため、比較的に身動きがとりにくく小動きになると考えます。
ただし、日経平均株価が先週大きく上昇したことの反動や、先週金曜日に急落した上海市場の今日の動きなどが、不透明要因となっていることを警戒しています。
今日は2月の消費動向調査、3月の月例経済報告の発表が予定されています。加えて、2月の首都圏・近畿圏のマンション市場動向が出てきます。決算は、ACCESS、ドクターシーラボ、稲葉製作所など10社余りと僅かです。このような国内の指標や決算がマーケットを大きく動かす上昇は想定していません。
ドル円は多少円安に振れて始まったのですが、円高方向に戻りを見せています。とは言え、基調は小動きです。
FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に「『急減速に注意!』:かかし」を投稿していますので、ご参照願えればと存じます。基本的には、5週連騰の反動に警戒しています。
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