皆さん、「最近、砂糖が値上がったね、家計は大変だなぁ」、「物価が高騰で、生活が困るわ」って考えたことがありますか?
近年、原材料価格の高騰で、物価も上昇しています。
しかし、それは本当に物の価値が上昇したのですか?
必ずしもそうではありません。
たとえば、リンゴです。20年前のリンゴが今日のリンゴと比べれば、さほど変わってありません。
リンゴ自体が変わってなくても、私たち持ってる貨幣(日本円)の下がったことで、リンゴの値段が自然に上がったという
社会が発展するとともに、私たちの持ってる貨幣の価値も変わっています。
しかしながら、貨幣の価値は物価に影響するだけではなく、給与・賃金にも影響を及ぼしています。
言いかえれば、物価が10%上昇したら、給与もそれなりに上がってないと家計のバランスが崩れかねます。
だが、残念ながら、現実では、物価の上昇率と給与の上昇率が一致していません。
だからこそ、多くの人はデフレを感じているんです。
あともう一点は
政府出したCPI(消費者物価指数)です
CPIは、食料品、家電、車、サービス財など、多くの項目を取り入れています。
今年のCPIを見れば、それほど、上昇していないのに、日々生活の必需品が値上がっていると感じる人も少なくないでしょう。
CPIの内訳をみれば、値上がったのは食料品で、値下がったのは家電や自動車と言ったものです
つまり、家計にとって、CPIは参考価値があるが、内訳も注目しなければなりません。