1~2年前に話題になりましたタックスヘイブンを
利用しての法人減税テクニックですが、H21年度
税制改正に続き、22年度でも大きな改正が行われ
ました。
そもそもタックスヘイブンとは「租税回避地」と
呼ばれ、香港など法人の安い国にペーパーカンパニー
を作り日本法人からタックスヘイブンに所得を映し
税金を減らそうとするテクニックです。
これを使えば法人税率が40%から16.5%になるので
利益額が大きくなります。
利益が60%から83.5%になるわけですから手取り
23.5%も増えます。
しかし世の中、そんなにうまい話は続くわけではなく
例え香港で16.5%払った後でも、ペーパーカンパニー
ならば差額の23.5%を日本で納めなければなりません。
タックスヘイブン該当国は法人税が20%以下の国、
合算税金の適用対象は法律で細かく決まっており
抜け穴を防ぐための改正も頻繁にされているそうです。
タックスヘイブンと聞くと法人社長にとっておいしい
話と連想されますが、実際はそんなことはなさそうです。
http://saig.livedoor.biz/archives/1693715.html