今日の日経平均株価の寄り付きは高そうです。米国株式市場の上昇に加えて、対ドル円安方向への振れという支えもあって、ザラバも堅調な推移を期待しています。
ダウ平均株価は47.38ドル、0.46%の上昇となりました。週間ベースの新規失業保険申請件数が僅かですが予想よりも少なかったことや、10-12月期の非農業部門労働生産性がコンセンサスを上回ったこと好調にスタートしました。
しかし、ザラバの動きを見ると、すぐに大きく調整しています。経済指標を受けてドル高が進みマーケットを冷やしたようです。1月の中古住宅販売が前月比で大きく下落したことも影響したようです。
ムーディーズがドイツ銀行を格下げしたとのニュースも重なって、対ユーロでドルが大きく買われました。
このドル高が国際商品市況の下落を招きました。原油価格の下げを映して、エクソン・モービルの株価がザラバで低迷しています。
VIX指数も10時過ぎから大きく上昇して、一時的に投資家のリスク許容度が低下した様子がうかがえます。
その後、VIX指数とともにダウ平均株価も大引けにかけて次第に落ち着きを取り戻しました。
米国株式市場は多少複雑な動きでしたが、上昇で終わっていることもあり、今日の日経平均株価の寄り付きは高そうです。CMEの日経平均先物物価格(円ベース)10,225円をメドとしています。
ザラバでは、円安への振れがマーケットを支えるため、堅調な展開を期待しています。
今日は重要な経済指標の発表は予定されていませんが、ピジョン、くらコーポレーションをはじめ19社ほどの決算発表があります。
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