木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、2月のADP民間雇用者、2月のISM非製造業景況指数などの経済指標が予想を上回ったが利益確定売りに押され小幅反落したことから、前日終値付近で寄り付いた。その後も、これといった材料に乏しかったことや、外国為替市場が円高基調で推移していることから積極的な売買は控えられた。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が下落したことが投資家心理を冷え込ませ日経平均の下げ幅は一時120円近くに達する場面も見られた。また、週末に米雇用統計を控えていることから積極的な買いが控えられたことも下げ幅を拡大する要因となった。
業種別TOPIXでは、海運が上昇した。一方、精密機器、石油・石炭、不動産が下落した。個別では、J.フロント リテイリング、富士電機ホールディングス、スカイマークが高い。半面、三菱自動車、パナソニック電工、日本海洋掘削が下げた。
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