コモディティバブルさんのブログ

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ドル独歩安

雇用統計を控えて、ドル独歩安。
ギリシャ問題で追加対策の話がでたことでユーロも切り返し、ポンドに関しても短期的に売り込まれすぎたことで、ドル安が独走している。
東京仲値を迎える前のこの売り圧力は、後場から欧州時間、米国時間のさらなる売り圧力には気をつけたい。
前場の日経の切り替えしは、為替の動向から、だましのように見える。9:30の豪Q4GDPで買い材料出尽くしといったところ。

テクニカル的にユーロ、ポンドには、底打ち感があるものの、イベント的にロングできる状況ではない。
ただ、この状況が買場だったという結果論になる可能性も。
VIX指数が20を割っていることもありたいした反応がでない可能性もあるがVIX指数のRSIが20を下回っている(かなり楽観気味)ことも注意事項。
経験則からいうと楽観しているときほど、大きく売り仕掛けられ、ロンガーがついてこれないことが多い。

頭と尻尾を狙わないのであれば、イベントを通過して市場がどういう反応するかはっきりするまでは完全様子見でいいのでは。

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11:00 
トヨタが日経の上昇を牽引し、9時半頃の高値を更新。
中国、香港は小幅高スタートも昨日の終値をはさんでの展開。
1時間足の、ドルスイのDC、ユロドル、ポンドルのGCをみると欧州通貨の懸念はひとまず後退のよう。
今晩の雇用統計は、意外とドルだけ売られるような展開かもしれない。

13:00
雇用統計を見越したショートポジションへの牽制か。
ショートポジションをクローズしない投資家への牽制かのごとくリバウンド。
このショートポジションのまま、週末を迎えることになれば、もしかすると暴落のシナリオは、ないのかもしれない。
ショートポジションをあざ笑うかのごとく踏み上げのシナリオも想定しておきたい。
クロス円は雇用統計までの間にリバウンドを見せるように思えてきた。

17:00
外資系、モルガン、GS,クレディスイスなどこぞって日経を買い越し。
雇用統計前に”買い越し”。個別にがっつり売っているのかもしれないが。

20:30
ポン円、ポンドル、ポンド羊、ユロポンなどのポンド系の通貨が大幅にポンド安になったあとから、テクニカル的に買いシグナルを出し始めている。
ちょっとしたきっかけでポンドが無双に強くなりそう。
雇用統計の結果で全通貨に対してドル売りとなった場合、ポンドルがブレイクするため、ポンド系は今週末に限って、かなり強くなる可能性がでてきた。
買収関連の報道で、ポンドの手当ては終了しているとの観測もあり、ポンドの下値が限定的になってきたムード。
ただポン円はドル円の下落でパフォーマンスはよくないかもしれない。

23:00
2月ADP雇用統計は予想通り、前回を下方修正。目立った値動きはない。
ただドルストレートを伸ばそうとしている雰囲気は感じられる。24時の2月ISM非製造業総合景況指数次第では、ドル円以外のクロス円も意外と伸びそう。
2件のコメントがあります
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    yoc1234さん
    2010/3/3 11:42
    こんにちは。

    ユーロ、ポンドの対ドルの下落も昨日の夕方より切り替えしています。

    ただ、資源高がどこで止まるかです。

    もう相当高値で、いつ暴落してもおかしくありません。

    そのときまた一段と売り込まれるでしょう。

    日経平均もそのとき中国と一緒に暴落するんでしょうか?

    4月までは見守るだけの方が無難ですね。
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    どうでしょうね。
    今日はかなり突っ込んだところでもショートが入っている感じです。
    需給的には下なんでしょうけど、ショートポジションの増加で、クロス円のトレンドが変わりつつあるのが気になっています。
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